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久々に見た鋼塚さん、筋肉モリモリマッチョマンだったね。肩にでっかいみたらし団子乗ってんのかい!
刀鍛冶の里編が始まってしまった2023年4月、転職というステージそのものの終わりがようやく見えてきた。
波乱万丈だったおじさんとのあれやこれやも終わり、後輩もなんとか自立してここを離れても大丈夫そうな雰囲気なので、少し小話をしてこの記録は終わろうと思います。
新進気鋭の子兎ちゃん
私の欠落を補うために入る子がとてもかわいいらしい。後輩②いわく、「子兎のような子」なんだそう。
かつて現場が一緒だったお兄さんがデレデレになっているらしいとの情報も聞いて驚いた。そのお兄さん、若いからと言って甘やかすような男ではなかったのである。
お兄さんは私情も混ぜるがごとく一緒のシフトをねじ込み、なにも苦労しないよう手取り足取り教える尽くしっぷりとの事。
お兄さんのその様子はただただ気持ち悪いが、その子の魅了がそれほどすごい証拠でもある。
かわいさを自覚して自分で動かないタイプか…?と心配したのも杞憂、この子兎さん、自分である程度解決したいタイプの有能なラビットだった。
とにかく頭の回転が速く、質問の内容にも無駄がない。
指示した内容の意図を読み取り、でしゃばる事なくこなし、しかし愛嬌もある。
なるほど、お兄さんは「できる」から惚れ込んだんだなと納得した。
その上、庇護欲を掻き立てられる子兎フォルムである。
黙ってじっと見られるだけで「どうしたの?」と吸い寄せられる魔力を持っている。
将来大成する器がうちの部署に来たことで、とうとう感じていた一抹の不安も消え去ったのだった。
最終日の挨拶
私がいなくても機能している部署に一抹の寂しさを感じつつ、5月10日、とうとう退職日を迎えた。
配るお菓子はステラおばさんにした。
私はチョコチップが好きです。間違いない。
会社には50人近くの人が勤務してるんだけど、ほぼご挨拶ができた。
円満退社ということもあり、終始お互いを褒めあい健康でいましょうね!!と誓いを立てあう。おれたちはかぞくだ。ソモス・ファミリア。(今読んでるテスカトリポカに引っ張られています)
暇になったらさっさと帰るか~と思ってたら、挨拶とパソコンの履歴の消去に思ったより時間を食われる。趣味のブックマーク消しとくのまじ大切。
おじさんの言動にイラっとするかなと情緒を心配してたけど、そんな隙間もないくらいたくさんの人と話をした。
ほんで少し遠くにある現場の挨拶から帰ってくると、全長50cmほどのでっかい花束が!!
後輩曰く、おじさんが用意してくれたらしい。当のおじさんはちょっと照れ笑いで何言ってるかよくわかんなかった。
あまり長話もせず、「お世話になりました」「がんばってください」で終了。俺たちの会話って、このくらい淡泊でいいんだよな。仕事もそうであれよ。
大人なので、おじさんは仮にも直属の上司なので個別にもプレゼントあげたよ。アフタヌーンティーのブックティー。
お値段そこそこなのにおしゃれに見えるし誰にでも喜ばれるので好きです、アフタヌーンティー。
誰かが褒めてくれるたび、手紙で感謝の言葉を読むたび、ちょっと泣いた。涙より鼻水がすごくてマスクに助けられた。
人間関係はよかったと思う。
さてさて明日からは新天地での勤務がはやくも開始!
環境の変化ですぐ眠れなくなるので、早めに横になります。
長く続いたおじさんへの呪詛記録もこれにて終了です。
グッバイおじさん、後輩に迷惑かけんなよ。
お読みいただきありがとうございました。
おわり