起承転結で言えば承のあたり、一番おいしいところですな
序章はこちら
章じゃなくて前編・中編・後編で十分だったかもしれんな
さて、おじさんに退職するって言うよ~
最低限のビジネスマナー
退職の連絡をすることに関してドラマの知識しかなかったので
退職願(もしくは届)をバーン!!って机に叩きつけるしか知識のない私。
ちょっとやりたかったけど冷静になって転職経験のある友人に聞いてみた。
- まずは書面提出じゃなくて相談ベースで伝える
- しっかりした会社なら届け出のフォーマットを人事がくれるので上長承認の後にそういうものは書く
- 退職届ちゃんと出さなくてそのまま手続きが進むこともあり
ドラマの世界だけだった、聞いといてよかった~!!
アポ取り
おじさん、いままでの退職ムーブ(後輩への怒涛の引継ぎ、匂わせ発言)に全く気付いてないっぽいので雰囲気を出して打ち合わせのアポを取る。
「明日の10時、打ち合わせをしたいので空いてますか?詳細はその時にお話しします」
さすがに何かを感じ取るおじさん、打ち合わせの時間になって会議室のドアをあからさまに閉める徹底ぶり……そういう雰囲気出すのは得意だよなオメー
これを言うために頑張ってきた
「この度、一身上の都合で退職をさせていただきます」
なぜか一時停止するおじさん。後から漏らした証言によると、てっきり産休のお願いかと思ったらしい。
結婚式挙げたしタイミング的にまあそうか。クックック
~ここからはぺす(略ぺ)とおじさん(略おじ)で会話をお楽しみください~
おじ「それは…前から考えていたんですか?」
ぺ「ええ、1月頃から」
おじ「会社としては今改革の段階で、確実に変わっていく。それでも意思は変わらない?」
ぺ「待遇に関してはポジティブに受け取っているが、やりたい仕事に挑戦できるチャンスがあり、転職先も決まったので」
おじ「そうか、もう決まってるのか…差し支えなければ、どんな職種か教えてほしい」
ぺ「●●に特化した企業です」
おじ「(ノーコメント)…退職希望時期は?」
ぺ「4月末の例のプロジェクトが終わったら」
おじ「そうですか…正直、その期間だと引継ぎに不安が残るのでなるべくもう少しいてほしいんだけど…まあ先方の都合もあるからな…」
ぺ「(4月はプロジェクトの遂行日以外有休消化に回したいけど無理そうだな)…引継ぎは着々と進めていて、今いる後輩たちもこの2か月で教育すれば一人前になると思います」
おじ「部署の7~8割のマンパワーが抜けるような痛手です。できれば残留で考えてほしい。産休中の同期さんも帰ってくるか正直わからないし」
ぺ「そうですね、今始めた商品開発の部分は支障が出るので、私が抜ける事で延期になるのは申し訳ないです(しおらしい態度)」
おじ「ステップアップの転職だから応援はしたいんだけど…いやー前の部署でもこういうことはあったけど正直今回の方がきついな…」
ぺ「(笑いをこらえるのに必死)引継ぎは着実にやりますし、有休消化が全てできなくてもやむを得ないとおもっております」
おじ「…わかりました。とりあえず整理がつかないので、今回は取締役には報告しないで私との間だけの話にしましょう。一度退職を伝えちゃうと、会社的にはもう退職するんだって態度になるから…ね?そんな感じでどう?」
ぺ「そうですね、転職先の正式な条件がまだ来ていないので、そこをきちんと確認した後に退職となった場合の細かい打ち合わせをしましょうか(まあ退職するけどな!!!!!!)」
おじ「その…6月に後輩が変わってOJTのやりなおしになったりとか、同期さんが産休になったりとか…その辺は関係ある?」
ぺ「ありますね」
おじ「もし何か…仕事以外の人間関係とか悩み事があるなら聞くから…ね?」
ぺ「大丈夫です(にっこり)」
その後、「気持ちとしては(内定を)蹴ってほしいです」という枕詞とともに多少やりとりを繰り返し、第一ラウンド終了。
この時点で気になった事
最後まで「残留するための具体的な条件としてなにが欲しいか?」を聞かれてない。
給与を上げるよとか、ここ以外の部署に異動する?とかそういうこと聞いてもよくない?まあおじさんがいる限り給料上がっても残留はないんですけど!!
おじさんなりに私が残留に心変わりしたときのことを心配して、一週間は保留機関にしてくれるそうです。涙ちょちょぎれそう~(真顔)
最後までおじさんは自分が原因とは露とも思わなかった模様。
最後の最後にお前だよって言ってやろうかな
次回、一週間後の様子をお届けします♡
つづく↓