閑話休題、転職のときの思い出
あくまで私の体験だから「私はこうだったよ!!」みたいなコメントはあの、大丈夫です…適当に読み流してもろて…
2023年1月某日、ひょんな仕事に対するストレスからノリと勢いで最大手Rエージェントに登録。3日後には林遣都出演のDエージェントにも登録してエージェントのセカンドオピニオンも開始。
ここから地獄の転職活動が幕を開けた―――
エージェントとの初回面談
ここから怒涛の質問攻めが始まる。
- ねえなんで転職したいの?
- どういう会社がいいの?
- どういう仕事したいワケ?
- ゆずれないポイント(年収、勤務地、休日)とかある?
- いつまでに転職したいん?
あえてフランクな口調にしてみたけどなんか腹立つな
この辺が基本だけど、答えたそばからさらになんで?って聞かれる。
例えば…
ぺす「やりたい仕事があるから転職したい」
エージェント「どうしてその仕事をやりたいと思ったんですか?」
ぺ「ちょっとだけその分野に携わったときに面白いと感じて…」
エ「どういう所が面白いと思ったんでしょうか」
みたいな。
エージェントは話の深掘りと言語化が得意技。
だらだら話したことも結構スパッとまとめてくれるから自分の頭の中の棚卸にもちょうどいいぞ!
ちなみにだがこのまとめる時点で「あ、私の意思を汲んでねーな」と思ったら合わないからチェンジしとくといい。R社のエージェントがそれだった。
R「行きたい会社はありますか?」
私「A社ってところが気になっていて」
R「あそこは倍率高いですね…結構選考落ちますがそこは覚悟して下さい」
私「アッハイ」
R「勤務地はどの範囲とかありますか?」
私「県内ならとりあえずどこでも見たいと思ってます」
R「近場じゃないと大変だと思いますよ…」
やる気だせや~~~~
馬鹿正直なのか交渉が面倒なのかわからんが消極的すぎてぶん殴りたくなったよね~~~~!!結局最初言ってたA社に入社するんだけどこいつに報酬入るのむかつくぅ!
ついでにいうとD社のお姉さんはめっちゃ言語化上手で肯定してくれてこっちの要望に合う会社ガンガン提案してくれました。
お姉さんの紹介で入りたかったッ…!!!!
1.書類面接
転職市場だと通過率は平均10%なんだとか。
私の場合新卒でずっと8年間同じ会社にいたことが幸いしたのか、大体通過率は50%くらい(日本の転職市場では経験社数が少ないほど採用されやすいらしい)。
33社受けた中17社くらい通過して鬼スケになった。
書類って一度書いたら終わりじゃないんだね…。
最初適当に埋めて提出してたら気づかず盛り過ぎて出来ないスキルまでやったことにしてた。詐欺である。
何度も見直して文章もブラッシュアップしていこうな。当たり前かー
てかさ、いまだに「自分の強み」に対する正解が分からないんだけどあれって何書けばいいの?実績いうて大した内容やってないからドチャクソ苦労したわ
2.一次面接
面接前の各エージェントアドバイス
R社
一辺倒の面接対策メールテキストと動画を送って終了。
やる気出せぇ(2回目)
D社
各社でそれぞれ担当のエージェントがいるので個別に詳細連絡を送ってくる。
「絶対にすっぽかすな」「こういう理由で見送ってるからこういうことは言うな」「ちゃんと対策しておけ」とめちゃくちゃに脅してくる。
どうしても採用がほしいっぽいエージェントは「担当の会社の質問傾向教えますんで!!!」って電話してくる。やる気元気脅し!!
鬼スケの話詳細
17社を一気に受けることになった私は若干ナチュラルハイになっていた。
「こういうときにスケジュール管理できてこそ、しごできとしての真価が試される」
「他社の上長レベルの話聞けるのって貴重では!?」
そう思ったさ、最初はな。
私の受けたいところは基本9時~18時なので18時以降の面接をやってない。
ということは休みを取って受けなくてはいけない訳である。オンライン面接が多いのは救いだけど、普通に社会人やりながら次探すの無理ゲーじゃね?
1日3社連続で予定を組み、2週間を過ぎたあたりで思った。
あ、これ無理だわ
自分をアピールするのが苦手な所に加えて、一番しんどかったのは「志望動機」。
なんで入りたいのか?そんなの仕事内容がいい感じとか企業イメージがいい感じとか大概はふわっとした理由しかもってないんだわ~!!!!!!
仕事の合間に1日3社の志望理由なんて考えるのも難しく、結局志望度の低い所は面接前にお断り巡業することにした。
D社の担当エージェントは「そこをなんとか!!」と足を掴んで言いそうな執着ぶりだった。ノルマ厳しいのかな…
お断りしたりされたりで、結局手元に残ったのは3社。
たった3社と思うかもしれんが、私にはもう本命以外の手持ちを増やす体力は残っていないのだった…
何なら非通過連絡の方が喜んでたな…
3.二次~最終面接
3社まで減ると心の余裕が戻ってくる。
会社の口コミサイトを渡り歩いては読み、車の中で志望動機をなめらかに発声し、使えそうなセミナーを漁ってはストックし…ここ最近で最も勉強していた時期と言える。
ここでその3社を紹介とともに結果発表~~!!!
A社
大本命。面接全て翌日に合格通知が来た即レス会社。
現職ですでに取引のある会社で知り合いもちらほら、みんないいひと。
社内改革で色々と改善中で、エージェントいわく教える気質ありとのこと。
年間休日がめっちゃ多い。ただし繁忙期は本当に大変で残業魔人になる。
最後は社長とタイマンだったけど終始和やかに終わり、気持ちのいい対応だった。
B社
わりと本命だった。友人が働いている。
一次面接でお互い好感を持って終えたのに、二次面接のワークショップ後連絡が取れなくなる。最終面接のリスケ(という名の音信不通)を繰り返したのち、A社の内定が来たのでそのままフェードアウト。
友人いわく「うちの採用担当はまじで(連絡不精で)仕事ができない」「入らなくてよかったね」と自社をボロクソに言っていた。大丈夫そ?
C社
滑り止めのクソブラック企業。
最終面接で「残業は月70時間あるけどそういう職種だから~」とのたまった若い経営者が生息する。
スタートアップベンチャーだし使いつぶせる未経験を探していた節がある。採用もらった他の人、蹴った方がいいぜ…
最後の方曖昧な答えだったにも関わらずなぜか内定通知が電話で来た。
その場で断ったら採用担当のD社エージェントが泣きそうな声を出していて本当に心配になった。私が言うのもなんだけどさ…転職した方がいいんじゃ…??大丈夫そ???
MATOME
振り返って考えるのはこう
- 一番大変だったのは書類通過~一次面接の鬼スケ。通過率はあくまで平均値なので今後やるなら本当に志望動機言えそうな企業に絞り込もうと思う。
- 即レスをくれる企業は期待度高め。エージェントを介しても連絡をフェードアウトするクソ企業もあり。
- R社はエージェントの人員不足のせいか適当&寄り添い要因なし。どうしても受けたい企業がそこしかない場合だけ使え
- D社は熱量がすごいけどなんか心配になる必死さ。手厚い。
- 今回はエージェント依頼〜最終合格通知までに2ヶ月かかった。体力と気力の限界が分かった
- ある程度面接慣れしてくると社内プレゼンくらいの発表が怖くなくなる。アウトプットの実践場や自分の市場価値の見極めとしてやってみるのもあり
正直二度とやりたくない。
労働は〜?
\\\ クソ〜〜〜♡ ///
おわり