前回はこちら
直後
本物のぎっくり腰というものを経験した私は、その後すぐに電車を乗り継ぎ家に帰らねばならぬミッションが残っていた。
家までの時間、トータル3時間。だいじょぶそ????????
普段なら、というか普通の健康体なら楽勝なんだけど、相当な傷を負ってるんだよあたしゃ…
まず、歩行。
歩くだけで腰に激痛が走る。既に難易度100億。階段とか無理無理。
対面からくる人間すべてがインベーダーに見えてくる。
お願いだから誰も私に近づくなと波動を出しながら、よちよち歩きで人の合間をかいくぐる。多分今ぶつかられたら倒れて一歩も動けなくなってしぬ。
なんとか電車に乗るも、既に臨界点は突破していた。
「ぺす、新幹線にします!!!!」
頭の中で元気に宣言しても顔は既にゾンビである。
死ぬ思いで最寄りまでたどり着き、旦那の迎えを得てなんとか家路についた。偶然送ってもらった日でまじでよかったぐすんぐすん
当日夜
車の乗り降りも相当気合を入れて痛みを絶えないと足も上がらん状態。
上半身の力を込めながらなんとか家の階段を上って一息…と思ったら、ソファに座るのも痛い。四つん這いでも激痛、中腰でも激痛、3cm前のものを取るにも激痛。
仕方なくまだ耐えられる痛みの姿勢一の呼吸、「正座」で蕎麦をすすって、すぐ寝ることにした。(判断が早い!!)
布団を持ち上げる事もできず、横向きに寝そべった所でオフトゥンをかけてもらった。
一人暮らしだったら病院送りになっていた可能性が高い。
とにかく痛くて脳死状態だった。ミーティはこんな激痛を全身に感じていたのかな…「痛い」で脳内の容量を取られると頭は元気でもまーじでなーーーーんもできない。
本も読めないしテレビも頭の中に入ってこない。ちなみに入眠も苦労した。痛いんだもの…
翌日~3日間
はいはいこのあたりで少しずつ良くなるかと期待した私が馬鹿でしたばーかばーか
車のサイドブレーキを引く、コップを持ち上げる、足を上げる、寝ながら少し体勢を変える、寝返りを打つ…ぜーんぶ「腰の承認が必要です」っつって承認下りないの。
「あ~この動作は駄目ですね(痛み発動)」「アダダダダダダダ」になる。
融通の利かないお役所仕事かよ。
トイレ行くのも起き上がらなきゃいけないから我慢してギリギリまで溜める、そして歩かないの負のループで脚がむくんでぱんっぱん。クソッおいしそうになってしまったじゃねーかよ!!!!ポークソーセージか!!!!!(?)
診断結果
「これはさすがに今までの腰痛とは一線を画している」と病院へ駆け込むもとい病院へよちよち行ったわけだが。(痛くて走るとか無理)(腰痛ジョーク)(やかましい)
軽くレントゲンを撮ってもらったところで
「う~んこれヘルニアかもしれないですね~」
まさかのヘルニア疑惑。
あまりにも急展開で脳みそが追い付けず、「わわわ私ルーマニアンデッドリフトでやらかしたんですけど良くなったら筋トレしてもいいですよね!?」と涙ながらに口走る錯乱状態が発生。筋トレ名を言ってどうする。先生困ってるじゃねーか。
ヘルニアというのは、人間の背骨と背骨のクッションの役割をしている椎間板(ついかんばん)の中身がぬるっと出て神経にタッチしちゃう状態をいうらしいんですけどね。
これ、一度なると一生モンらしいんですわァ・・・( ^ω^)
ただ、私の場合は出るまではいってなかったようで、MRIも撮った結果「腰椎椎間板症」という椎間板が傷んだ状態(ヘルニア一歩手前)という診断が下りました。
どちらにせよ椎間板は痛んだら元には戻らんようなので、わたしと腰痛君は一生のお友達、になりそう。キャピッ
この椎間板は柔らかい部分なので、どうなってるのかはMRIを撮らないと分からないらしい。もし不安な人は早めに診てもらってね。なったら最後、完治はないぞっ☆
コシイタクナタラ、ナオタトオモテモユダンダメ。
ペスカラノオネガイ。
次回、腰をいたわるためにやったあれこれ紹介~